第84回池坊東京連合支部 いけばな池坊展
「第84回池坊東京連合支部 いけばな池坊展」(上野の東京都美術館ギャラリー)に行ってきました
生け花歴の短い生徒さんも出品できるこの展、自分も初めてはこの池坊展になるかもしれないとの事、すごく見応えがあり皆さんの勢いや情熱に胸が熱くなりました。
たてはなはコンパクトな見易さ、大作や立花・生花は迫力に圧倒されました。それぞれ素晴らしかったですが私が気になったのは自由花でどれも個性と工夫があって面白かったです。
会場には大先輩の奥様が沢山いらっしゃって私も皆さんのように長く生け花を学んでいきたいと思いました。
自由花で特に気になった作品です
キリキリと攻めた感じで、大胆にカットされたアレカヤシが鋭い緊張感を出してる気がします。一番後ろのアレカを金に染める所、どうやったらこの感性に辿り着くんでしょうか?器が小さい分ダイナミックさが出てますがどうやって花材を支えてるのか不思議です。
↓カールしたワイヤーが煌いてたこちらの作品↓
全く直すところの無い完璧なバランスと軽やかさが目を引きました。花のまとまりも器のバランスも申し分ない感じでした。
↓たてはなで気になった作品↓
たてはなは立花のミニチュア版って感じで、コンパクトに形良く生けられてて「かわいい&かっこいい」が合わさった魅力がありますね(適切な言葉が見つかりませんでした)
その他色々、沢山の作品ですべて撮り切れてません(汗)
どれも本当に素晴らしく私も早く出瓶したいとそわそわしました。