【生花新風体】基礎知識
初めて「生花新風体」をちゃんと学びました
立花新風体はコチラ→【立花新風体】基本知識・お手伝い
生花新風体ってなんだ?
現代に適応する新たな生花として1977年当代の家元池坊専永により発表された。
従来の型に収まらない草木の出生美を表す。
<引用:池坊HPより>
との事です。
教科書として池坊専永 新風体総論という本を購入しましたが新風体ってモダンで素敵!
はじめは伝統を重んじる人になかなか理解されなかったそうですが、池坊の発展と未来の為に専永宗匠が作品を発表し続けて広く浸透したそうです。
生花新風体の生け方について
新風体は3つの花材で生けます
通常の生花が「真・副・体」で構成されるのに対し新風体は
主(しゅ) | 主となる花材 |
用(よう) | 主のひきたて |
あしらい | 体・ねじめ |
という構成で生けるそうです。
ポイントは
・印象の強いものを「主」
・「主」と「用」を「あしらい」で結ぶ
・「なびき」を見る
・「曲(きょく)」を合わせる
・「面・線・ねじめ」の3つがあればよし
・副を作らないように
・茎は剣山に列まっすぐに挿す
(株分けは別でOK)
との事です。
↓お手本作品がコチラ↓
何となく分かったような分からないような…このニュアンスを出すには基礎を身につけた上で沢山生けないと難しそうですね。
↓私の初新風体作品です(2016/6/25)↓
<花材>レッドウィロー・照り葉ツゲ・ブローディア
初めてなので何がなにやらわからぬまま前先生の言うとおり生けました。
↓(2018/4/16)大先生ご指導作品↓
<花材>ウイキョウ・アレカヤシ・ナルコラン
手直し前がコチラ↓
ご指示通りアレカヤシはそのままにウイキョウとナルコを整えてスッキリさせました。全然違いますね!
↓(2018/5/7)の作品※大先生手直し後↓
<花材>バラ・沖縄シャガ・アンスリューム(葉)
↓右横から↓
↓手直し前がコチラ↓
うーーーんやっぱり全然違いますね!この手直し前と比べるとより繊細に形よくなりました。
次に生ける時ははじめから手直し後のレベルに近づけるよう頑張りたいです。