今回は葉蘭の9枚生けとくばり(9枚)です。

前回の7枚生けはコチラ→【生花】葉蘭で始まり葉蘭で終わる<7枚生け>

葉蘭は3~15枚生けまであるらしく9枚生けからは 御玄猪(おげんちょ)を使うそうですが今回は陶器の器とくばりで生けました

【3】生ける順番と生け方(剣山)
①<真>葉軸の下を副方向にためる。右に懐(空間)を作り、上下が揃うように形作る
②<真後あしらい>表を真前方向に向け、真にぴったりと添わせる
③<真前あしらい>表を真後方向に向け、真後より少し間を空けて生ける
④<副前あしらい>表を体方向に向け、副に添わせる(真にいかないように)
⑤<副>葉軸の下を折るぐらいためる
⑥<体芯>表を副方向に向け空間をあまり空けないよう生ける
⑦<谷>体芯に近く添わせる
⑧<体先>器の右縁から出ないよう入れる(ここか副かどちらかを垂らす)
⑨<体奥>枯れた葉を使う(もしくは破る)表を真前方向に向け生ける
↓実際に生けてみました↓
まずは<真>

<真後あしらい>

<真前あしらい>

<副前あしらい>

<副>

<体芯>

<谷>

<体先>

<体奥>※完成※

※横から見た図※

 

↓7枚生けですが見本がコチラ↓

前回よりは水際がスッキリしたけどまだまだまだまだですね(汗)

続いて「くばり」で生けてみました。
くばりとは剣山を使わず木の枝などで花を固定するいけ方で、剣山のない時代の伝統的な生け方になります。


※「きどり」については上(剣山生け)に記載

↓実際に生けたのがコチラ↓


↓横から見た図↓

うーーーん難しい!!!茎が細いから難儀しました

葉蘭は全体から見た時、葉の表裏が半陰半陽となるように生けるのが大事だそうです。
今は生けるので精一杯ですがいつか葉の表情が出せるようになりたいです。

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